カードゲームを嗜んだことがある人にはわかると思いますが……



デッキ構築には、突然にやってくる「パチンッ」があります。
いままでの考えをコロっと反転させてしまうような一瞬があると思います。
ひらめき、ってやつですね。ひらめいたが最後、ならばここにはこれを、これにはこう繋がって、ここでシナジーが……。と、まるで数式を解くように、滞っていた泥水が押し流されるようにして思考が加速していきます。
こうして出来上がったデッキっていうのは、ものすごく愛おしくてものすごくすぐにでも遊びたい。
でも、カードゲームってのは対戦ゲームですから、相手が必要。かといってこんな時間じゃ誰も……。
ウキウキした気持ちをなんとか押さえつけて、友達との約束をこぎつけて、さあ遊ぶぞう!
……で、いざつかってみると予想より微妙なんですけどねw
それでも自分の理想へ近づけるために、カードの枚数を調整し、プレイングを改め、時にはパーツを取り替える。
こうして産まれた『自分のデッキ』っていうものは何物にもかえがたい自分の一部なわけで、大切な宝物なわけです。
もし自分から産まれたコンセプトを、誰か先に見つけ出していたとしても、それはそれ。
特にカードゲームという枠の中ではよくあることです。
重要なのは「誰が先」ではなくて、この、「パチっ」っとはまる瞬間なんですよ。



この、『パチっ』っと頭の中でパズルのピースがはまるような瞬間が大好きで、たまらなくて、テンションが最高になっちゃうぐらいです。それが好きだから、私はカードゲームを続けているのかなあ、なんてことを思った一日でした。
……ん? 日本語でおk?  まあたまにはこういう「はぁ?」な日記があってもいいじゃない。